歯の痛みがある時だけでなく定期的な歯医者への通院も必要です

歯の痛みがあれば先ずは歯医者へ
歯の痛みを感じた場合応急処置などで対処も必要ですが、早期に歯医者へ通いましょう。歯の痛みが生じた際は、歯の表面だけでなく神経まで到達しているケースが多く、自分で処置をするのは困難です。歯医者であれば患部に詰め物を埋め込んだり、プラークを除去してもらえます。
予防を兼ねた定期健診をする頻度は、概ね3ヶ月に1度となります。たとえ痛みが無くてもプロの視点で確認をしてもらえるうえ、生活場面でのセルフケアのアドバイスを受けられます。専用の機械を用いて、プラークや歯の表面に付着をした着色を除去してくれます。汚れや細菌が付きにくくなるため、長期間歯の健康を保てるでしょう。なお、健康保険の加入者であれば、一回の施術に掛かる費用相場は3,000円程度です。
重度の場合は根管治療
歯の痛みが進行している場合、歯髄にまで細菌が到達している状態となっています。抜歯をしたうえで神経に到達をしている痛みを専用の機械を用いて処置をする、根管治療をします。
根管治療となれば、痛みを気にする人がいます。軽度の状態であったり、予め麻酔処置をしたうえで神経の患部を除去している場合なら、痛みが無く施術が可能です。しかし、歯髄は構造が複雑です。奥の方まで到達をしていたり神経の取り残しがあれば、治療中であっても痛みが生じかねません。治療中に痛みが生じた場合は、鎮痛剤の服用などで対処をしてもらえます。
症状によっては、根管治療は一ヶ月以上の通院が必要となります。都度患部に詰め物を入れても、細菌が入りやすく膿も溜まります。自分で歯の痛みが無いと判断して、途中で通院をしないのはやめましょう。